海外インターンシップのススメ 〜元採用コンサルタントが語る採用の裏側〜

ここでは、私が実際に見てきた採用の裏側について書いていこうと思います。

現在の採用状況は売り市場といわれて、学生が有利とされています。しかし、これを本当に信じてはいけないのです。企業側もバカではありません。「人が欲しい」という裏側には「優秀な人材が欲しい」という思いが当然あります。ですので、ただ企業に面接行けば受かるというわけではありません。

ここに注意して欲しい項目を3点記載しておきます。

 1.優秀な人は内定を【複数】もらい、普通の人は内定を【1つも】もらえない。

 2.同じ話をする学生は印象に残らないので、みんな最終的には不合格になる。

 3.採用の時点で、今後の会社での出世コースは変わってくる。


■(1)内定をたくさんもらう学生と、1個ももらえない学生の違い。

「今年の内定率は・・・」という話を聞くと思いますが、これは企業が内定を出した数値ですので、1人の学生が7個も8個も持っていても、内定率は高まります。

そのため、内定をもっている人と、内定をもっていない人の差は歴然で、内定を持っている学生は自分の行きたい企業にいけますが、持っていない学生は自分の行きたい業界はもちろん、非常に就職活動に苦戦しています。

内定をもらえない人に限って、就職活動前に「私は大丈夫!」と思っていた人が多いみたいですね。あとは、自分では一生懸命やったつもりですが、他の学生の話を聞くと、同じような経験をしている人がたくさん存在しているという人も、就職活動に苦戦しているようです。あなたは本当に大丈夫ですか?


■(2)面接は印象に残るか、残らないか、その差が大きい。

まず、よく考えてください。企業の採用担当や、面接官は何百、何千もの学生を一定の期間で会います。その中で、それぞれの学生から話を聞いているのです。

そのため、面接において同じような内容を話し続けると、面接が終わったタイミングで、どの子にどんな特徴があったかをはっきり覚えている可能性は非常に少ないのです。そして、最終的には不合格になってしまう人が大半なのです。

また、面接をやる人はみんなおじいさんのような人ばかりです。当然、面接以外にも仕事があります。こうやって考えると、いかに周りの学生と異なり、記憶に残るエピソードを話せるかがキーポイントとなると思いませんか?

ある企業の人事の人から、こんな話があります。ある集団面接で、学生全員が「インターンシップでがんばりました」と言っていきたそうです。しかし、それぞれ個性に見分けがつかず、結局みんな不合格になってしまったそうです。


■(3)本当にブラックな採用の裏側

これは主に金融業界や商社などにいえる本当に暗黙の話ですが、内定を企業が出したときに、その学生のランクが決まっています。そのランクによって「配属先」や「今後の出世街道」は決まっているのです。

100名以上も採用をした場合、その人数だけ新入社員がいるということになります。それぞれがみんな同じように出世はしませんよね?会社にはポストが限られています。そこに1年ごとに大量の人を昇進させたら、支払う給料は跳ね上がり、企業の財政は圧迫されます。

そのため、会社に入ってからではなく、会社に入る前に期待している学生には優秀なポジションを上げて、出世しやすいようにしているのです。

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